日誌

青年海外協力隊OBOG お話を聞く会

令和2年度 青年海外協力隊OB・OGのお話を聞く会(1年生)

本年度はコロナウィルス感染の影響で、残念ながらも国際交流に関するプログラムが中止になっています。このような情勢にも関わらず、今年もご多忙中のなか青年海外協力隊の元隊員の皆様がご来校してくださいました。

 

 赴任なさった国々は様々、中国、サモア、エスワティニ、タンザニア、それぞれの国での業務内容、日本との違い、現地の人々の文化や生活などについてお話をいただきました。現地に行かないと分からないことを中心に、ご準備くださったスライドを用いながら分かりやすくご説明くださいました。

 ご自身の経験を踏まえ、本校生に対してメッセージを頂きました。生徒たちは、実際に参加された方々の説得力ある話に熱心に耳を傾け、ワークシートにメモを取っていました。色々な物事に挑戦したいという積極的な感想も多く、頼もしく感じられました。

 

 現在は、人々の往来や従来のコミュニケーション等も制限を受けていますが、普遍的な人々の交流や個人でも実行できる国際貢献の可能性を示唆していただきました。海外で活躍する場面をより身近にイメージできたのではないでしょうか。お忙しいところ、ご講演いただき誠にありがとうございました。来年度以降もよろしくお願い致します。

 

お知らせ

青年海外協力隊OB・OGのお話を聞く会(1年生)
 2007年度・2008年度は国際交流基金で招聘された海外日本語教員の方々のお話を聞く機会を設けました。(2008年度の海外日本語教員訪問はこちらを参照) 
 しかし、ご都合などもあってなかなか訪問がかなわず、2009年度より「青年海外協力隊OB・OGのお話を聞く会」という新企画を実施しています。
 中身は変わりましたが、朝西の生徒の皆さんに「世界へ羽ばたいて欲しい」という思いは同じです。

 今年もご多忙中にもかかわらず青年海外協力隊の元隊員の皆様が朝西へ来校してくださいました。
 青年海外協力隊に入ろうと思ったきっかけ、赴任した国での仕事内容、日本との違いなどについて話をしていただき、発展途上国に暮らす人々の生活や文化、考え方などを学ぶと同時に日本との共通点を考えさせ、多様性を尊重する態度を育みます。民族衣装を身に纏わせていただいたりしながら、派遣国の様子などをパワーポイントを使って詳しく説明していただきました。講師の皆様を担当の教室まで中央委員が送り迎えする間も会話が弾んでいたようです。現地に行かないと本当のことはわかりません。どんなニーズがあるのか、自分にできることはなにか。語学力は必須。生徒はワークシートにびっしりメモ書きしていました。いつかチャンスをつくってチャレンジしたいと前向きな感想が多く、講師の皆様の笑顔も素敵で充実した時間を共有できたと思います。

<講師の皆様のご紹介です>(お名前 派遣職種 派遣国です)

講師の方のお名前、派遣国、派遣職種は以下の通り。(敬称略)

土屋 賢治   中華人民共和国   村落開発普及員
室根 由寛    ウガンダ       村落開発普及員
堀口 さやか  エクアドル     栄養士
石森 克人    ブータン      電話交換機



 お忙しい中、足をお運び頂きありがとうございました。JICAの活動に興味をもった生徒が多数いました。「外国」で活躍する、人の役に立つ姿を想像した生徒もいると思います。夢は無限。来年もまたよろしくお願い致します。